
ヤミ金!突然、携帯に電話がかかってきて「返済してくれ」!?

この記事はこんな人にオススメ
・借金してもいない金融から督促が来た
・友人がどうやら自分の名前を担保にしたらしい
・何故か知らぬ間に連帯保証人になっていた
結論:闇金に強い弁護士・司法書士に相談すべき
自身がお金を借りていなくても、合意を得ていなくても、法律に関係の無い闇金なら勝手に連帯保証人にされることがあります。
いくら返済を拒んでも知られてしまった個人情報から闇金は容赦なく取立てを行います。
闇金の借入には第三者の個人情報が必要
闇金は正規登録された金融業者と違って確実にお金を回収できない場合が高いです。そのため債務者が返済場合の次の取立て先として第三者の個人情報が必要になります。
闇金の返済には応じなくていい
法律上元金を含め闇金への返済には一切応じる必要はありません。ただし高圧的に出ると闇金側が逆上して自身の職場・身内・友人などに苛烈な取立てや嫌がらせをされる可能性もあるので穏便にやり過ごす必要があります。
闇金に強い弁護士・司法書士に相談
お金を借りていないのに闇金から請求が来たという場合は、自身の身の安全を確保するという意味も込めて闇金に強い弁護士や司法書士に相談・依頼をしてください。
自身や周囲の身の安全が第一
勝手に連帯保証人にされてしまい嫌がらせや取立てをされ、弁護士や司法書士の費用までかかる…となると怒りを覚える方もいらっしゃるかと思います。
ですが闇金は一度関わると一人では解決することができません。
自身と家族や身内といった周囲の身の安全を守るためだと考えて闇金に強い弁護士や司法書士に相談・依頼をして下さい。

今回の記事まとめ
┗まとめ
闇金にどうして自分の名前が知られたのか
自身が借りた覚えも全く無い借入先に急に返済を求められたとなるとかなり驚きますし、普通の金融業者では無いと思うと尚更恐ろしくもなります。
自身がどうしてお金を請求されたのか、以下の事が考えられます。
友人・知人・家族
友人・知人・家族など、自身に関わりのある人が闇金からお金を借り入れた場合、担保として第三者の個人情報を闇金業者に渡します。その個人情報が自身のものであったか、もしくは闇金業者によって知られたものだと言うことが考えられます。
名前や個人情報がそのまま担保
闇金では金銭の回収をより確実なものにするため、借入主がもし払えないというような状況になった際の請求先となる第三者の個人情報を担保として要求します。また第三者の個人情報が握られるということで債務者にプレッシャーを与えるためにもなります。
闇金に法律は通じない
闇金は法律に違反した違法業者です。法律では本人の意志を確認しないまま連帯保証人とされるのは違法行為ですが、闇金に法律を説いても聞く耳を持ちません。

闇金に返済の義務は無い
闇金に対して借入主である本人も、請求された連帯保証人も返済の義務はありません。
借りたお金は「不法原因給付」だから
闇金から借りたお金は不法原因給付と言って、法律上借入主も連帯保証人でも返済の義務は一切ありません。
貸付契約の無効化
闇金対策法では年利109.5%を超える利息での貸付を行った場合、契約は全て無効となり利息について一切支払いの義務はありません。
ただし自身で法律を主張しても意味がない
こうした法律があるため法律上闇金に返済する意味はありません。ですが闇金は法律を無視して営業を行う違法業者なので自身で法律を説いても聞く耳をもちません。

闇金に返済を求められた!自分はどう対処すべき?
「自身が借りたお金ではないが闇金に取立てられている」という場合は以下のポイントを抑えた上で対処をしてください。
闇金の要求に応じてはいけない
闇金の要求に一度でも応じてしまうと借入主の代わりに返済してもらえるのだと認識させ、際限なく要求されてしまう事にもなりかねません。なので絶対に闇金の返済に応じてはいけません。
闇金に強い弁護士・司法書士に相談
闇金から督促のある場合は闇金に強い弁護士・司法書士に相談してください。闇金に関する事案は通常の弁護士や司法書士では対応できないため、必ず闇金事案を取り扱う弁護士・司法書士を選んでください。
周囲へ事情を説明しておく
自身が借りたお金で無いにしても個人情報を握られている以上、闇金はあなたに返済させようと働いている会社や周囲の人に嫌がらせを行い、精神的に追い詰めることでお金を払わせようとします。
周囲に被害が及んでからでは遅いので、あらかじめ周囲には事情を説明しておくと良いです。
警察への相談は期待できないかも知れない
警察への相談は明確な証拠が無ければ対応することができないのですが、嫌がらせに遭っていることは証明できても相手が闇金と言う証明は出来ないので、警察に行っても手が打てないという場合もあります。
アドバイスだけで終わる
「無視してください」といった事や「職場にも事情を説明してください」といったアドバイスを受けるだけで終わってしまう可能性があります。
携帯電話や自宅の電話を変えるように言われる
携帯の電話番号や自宅の電話番号を変えるか、闇金の電話番号を着信拒否するように伝えられることもあります。
ですが何の準備や対策も取らないまま闇金からの連絡を一方的に切ってしまうと、次は職場に取立てをされてしまうといった条件にもなりかねません。
有効な手段がない
勘違いされてしまいがちなのですが警察は人を助けるためにある国の機関では無く、違法者を捕まえ罰するためにある機関です。闇金は非常に狡猾でそういった警察のルールを把握しながら証拠を残さずに動くため、警察も手が打てないといったこともあります。

闇金に強い弁護士・司法書士なら何ができるか
闇金の悪質な取り立てや嫌がらせに悩んでいる場合、相談先は警察では無く闇金に強い弁護士に相談するべきです。闇金に強い弁護士や司法書士を勧める理由は以下の対応にあります。
取立てを止めるためにすぐに対応してくれる
闇金事案を取り扱う事務所では依頼後すぐに取立てを止めるために対応をしてくれます。闇金事案の解決実績が多い闇金に強い弁護士・司法書士が仲介に入ったとなると闇金側もすぐに手を引く場合があります。
周囲へのフォローなどもしてくれる
職場や友人・身内などに対して取立てが行われた場合、弁護士や司法書士から周囲に事情を説明をするなどの対応をしてくれる場合もあります。事務所によって対応は変わるので無料相談時などに確認して下さい。
解決後、被害再発防止のアドバイスをくれる
電話番号を変える、借入主に個人情報を漏らさないなどの解決後の被害再発防止のアドバイスをしたりします。

もし闇金に一度でもお金を払ってしまったら
もし闇金に一度でもお金を払ってしまった場合は以下のポイントを抑えた上で対処して下さい。
すぐに闇金に強い弁護士・司法書士に相談
一度要求に応じてしまうと際限なく要求は続き、支払えなくなると職場や友人・身内にまで取立てが行きます。そうならないためにもすぐに闇金に強い弁護士・司法書士に相談してください。
周囲へ状況を説明する
今後職場や友人・身内にまで被害が拡大してしまう恐れがあるので周囲には事情を説明し理解を得て下さい。また弁護士や司法書士からもフォローを入れてもらえるか確認しておくと安心です。
身の安全の確保が最優先
もし闇金業者からの要求が苛烈なもので身の安全が脅かされるものであるが自身で判断がつかない場合は、弁護士や司法書士に相談するのと並行して警察にも相談して下さい。
警察への相談方法がわからない場合は弁護士や司法書士の指示を仰いで下さい。

まとめ
自身が借りていない、連帯保証人になった覚えもないのにお金を請求されるといった事があった場合は以下のポイントを抑えて対処して下さい。
闇金に対して返済義務は無い
法律上闇金に対しての返済義務は一切ありません。闇金の要求に一度でも応じると際限なく要求されてしまうため闇金の要求には一切応じないで下さい。
法律を使う正攻法で戦う
闇金は違法業者のため法律が出てくると確実に負けます。そのため闇金に強い弁護士や司法書士に相談・依頼をして正攻法で戦うことが最も有効です。
身の安全が一番
自身が借りたわけでも無いのにお金を請求されたのにも関わらず、どうして自分で弁護士や司法書士に相談・依頼しなければならないのか…と怒りを感じてしまうこともあるかと思います。
ですが闇金は一人では解決することができず被害は容赦なく自身の周囲にまで及びます。そうなっては手遅れなので身の安全を確保するためにも弁護士や司法書士に相談して下さい。
一度関わると一人では解決できない
闇金は一度関わるとその被害の悪質さから一人では解決することができません。また対処を間違えたり時間をかけてしまうと自身の周囲にも迷惑をかける事になってしまうので出来るだけ早く対応するようにして下さい。

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