法テラスは2006年に設立された公的機関で、本部(東京)のほか、全国に110の窓口があります(令和2年3月31日現在)。主に、借金問題、離婚問題、相続問題、交通事故などの民事・刑事問題を抱えた人々へのサポートを提供しています。
主たる業務は、無料の法的アドバイスや情報提供、民事法律扶助業務(無料相談や費用の立て替え)、犯罪被害者支援、国選弁護等関連業務、司法過疎対策、受託業務などが含まれます。
読者が一番気になるであろう民事法律扶助制度では、経済的に余裕のない人が対象で、収入や資産が一定額以下であること、解決の見込みがあること、民事法律扶助の趣旨に反しないことの3つの条件を満たす必要があります。
この制度は、無料で法律相談ができ、弁護士費用や司法書士費用の立て替えも可能ですが、返済義務がある点に注意が必要です。無償ではありません。ただし、生活保護受給者は費用の返済が免除される場合があります。しかし、法律相談自体は無料で提供され、多くの人々に法的支援を提供することで、トラブルを抱える人々の力強い味方となっています。
よくある質問
Q. まず何を伝えればいいですか?
「いつから」「いくら」「連絡手段(電話/LINEなど)」「相手が名乗っている名前」
「職場・家族への接触があるか」「口座・身分証・スマホが絡むか」を短くで大丈夫なので伝えてください。
うまく話せなくても、箇条書きメモでも十分です。
Q. 返済を止めたら危険ですか?
状況によります。脅迫や押しかけなど危険がある場合は安全確保を優先し、警察等へ相談してください。
一人で交渉したり、追加送金で場を収めようとするほど被害が長引くことがあります。
Q. 「追加で少し払えば終わる」と言われました。本当ですか?
名目を変えて支払いを続けさせるケースがあります。追加送金は被害拡大につながりやすいので、
まずは相談先に状況を共有するのが安全です。
Q. 口座を渡してしまいました。どうしたらいいですか?
まずは相手の指示で追加の手続きや情報提供をしないでください。何を渡したか(口座・カード・暗証番号等)を整理し、
早めに相談先へ「口座が絡む」と最初に伝えるとスムーズです。
Q. 身分証や顔写真を送ってしまいました。
追加の提出(自撮り動画・勤務先情報など)を求められても、できるだけ応じないでください。
何を・いつ・どこへ送ったか(画像/日付/相手)を整理して相談先へ共有してください。
Q. スマホやSIM、白ロムが絡むと言われました。
端末やSIMは個人情報や不正利用につながるリスクが高いです。追加の送付や契約は止め、
いま起きていることを時系列でメモして相談先へつないでください。
Q. 家族に連絡がいってしまいました。家族に返済義務はありますか?
事情の整理が必要です。家族が「代わりに払ってしまう」ほど状況が複雑化することがあります。
まずは「誰が借りたか」「どんな連絡が来たか」を整理し、相談先に共有するのがおすすめです。
Q. 借りていないのに連絡が来ます。
名簿や誤情報で連絡が来るケースがあります。反射的に個人情報を伝えたり、言われるままに対応せず、
記録(着信履歴・メッセージ)を残して相談先へ共有してください。
Q. 土日や夜でも相談できますか?
窓口や事務所によって受付時間が異なります。急ぎの場合は「いま困っている」「いつから」「どんな接触があるか」を
先にまとめておくと、受付が始まった時にスムーズです。
Q. 解決した後、また連絡が来ることはありますか?
可能性はゼロではありません。解決後もしばらくは記録を残し、再発時は早めに相談先へ共有できるようにしておくと安心です。
徳島県における闇金問題の実態と対策 〜阿波の国から不正金融を追放せよ〜
みなさん、こんにちは。徳島県在住の元法律事務所勤務の金城です。今日は、私たちの美しい阿波の国、徳島県で起きている闇金問題について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

徳島県の概要と特徴
さて、まずは徳島県のことをおさらいしておきましょうか。徳島県は四国の東部に位置し、東は紀伊水道に面し、北は香川県、南は高知県、西は愛媛県に接しています(出典元:徳島県公式ウェブサイト「徳島県の概要」)[1]。面積は約4,147平方キロメートルで、これは九州の佐賀県とほぼ同じ大きさです。
特筆すべきは、徳島県の約80%が山地だということ。そのため、気候も地域によって結構違うんです。例えば、県西部の山間部は寒冷で降水量が多いのに対し、沿岸部は温暖で降水量が少ない。こんな地形の特徴が、実は後で触れる闇金問題とも無関係ではないんですよ(出典元:るるぶ.com「徳島県の特徴をマンガ・地図で楽しく学ぶ!」)[2]。

闇金問題の全国的な状況
ところで、闇金って聞くとみなさんどんなイメージを持ちますか? 「怖い」「高金利」「違法」なんて言葉が浮かぶかもしれません。実は、全国的に見ても闇金問題は深刻なんです。
警察庁の統計によると、令和4年中の貸金業法違反の検挙件数は480件、検挙人員は627人でした。これ、一見少ないように見えるかもしれませんが、氷山の一角だと言われています。被害者の多くが警察に相談できずにいるんですよ。
徳島県でも、闇金問題は他人事ではありません。特に、県内の経済状況や地理的特性が、この問題に独特の色を付けているんです。
次回は、徳島県の地理と人口動態について詳しく見ていきましょう。徳島の山々や川、そこに住む人々の姿が、闇金問題とどう関わっているのか。ちょっと意外な関係が見えてくるかもしれませんよ。
では、次回をお楽しみに!
徳島県の地理と人口動態
さて、前回は徳島県の概要をざっくりとお話ししましたが、今回はもう少し詳しく、徳島県の地理と人口について掘り下げていきましょう。

地理的特徴と気候
徳島県って、実はかなりユニークな地形をしているんですよ。山あり、川あり、海ありで、まさに自然の宝庫といった感じです。
県の面積は4,146.99平方キロメートルで、そのうちなんと約80%が山地なんです(出典元:徳島県公式ウェブサイト『徳島県の概要』)[1]。これ、ちょっと想像つきますか? 東京ドーム885個分くらいの面積のうち、700個以上が山だってことですよ。すごいでしょ?
そんな山々の中で一番高いのが剣山。標高1,955メートルあります。冬はスキー、夏はハイキングと、一年中楽しめる山なんですよ。ちなみに、私も若い頃によく登っていました。山頂からの眺めは最高ですよ。特に朝日を見るために夜中から登ったときの感動は今でも忘れられません。
でも、こんなに山が多いってことは、平地が少ないってことでもあるんです。これが後で触れる人口分布にも大きく影響しているんですよ。
気候の話もちょっとしておきましょうか。徳島県は、大きく分けて3つの気候区分があります。

- 東部の沿岸地域:温暖で降水量が少ない
- 県西部の山間部:寒冷で降水量が多い
- 吉野川流域:温暖だが、夏は高温多湿

こんな感じで、同じ県内でもずいぶん気候が違うんです。これって、産業や人々の暮らしにも大きな影響を与えているんですよ。
主要都市と人口分布
次は人口の話。令和6年8月1日現在の徳島県の総人口は686,625人です(出典元:徳島県公式ウェブサイト『徳島の人口(徳島県推計人口)』)[2]。これ、東京ドーム約17杯分の人々が徳島県に住んでいるってことになります。
でも、この人口、実はどんどん減っているんです。10年前と比べると約6万人も減少しています。これ、徳島県にとっては大きな課題の一つなんですよ。
さて、この人口がどう分布しているかというと、これがまた面白いんです。主要な都市をいくつか見てみましょう。
- 徳島市:250,723人
- 阿南市:70,785人
- 鳴門市:55,466人
- 吉野川市:38,772人
- 小松島市:36,391人

(出典元:region-case.com『徳島県の市町村の人口ランキング(令和4年)』)[3]
見てわかるように、徳島市に人口が集中しているんです。県庁所在地だからって言えばそれまでですが、2位の阿南市の3倍以上の人口がいるんですよ。
これ、さっき話した地形とも関係があるんです。山が多くて平地が少ないから、どうしても人口が集中しちゃうんですよね。
ちなみに、私が住んでいる町田市の人口が約43万人なので、徳島市はその半分くらいの規模感ですね。でも、町田市の面積が71.65平方キロメートルなのに対して、徳島市は191.39平方キロメートルもあるんです。つまり、同じ人口密度で考えると、徳島市はかなりゆったりとした街並みということになりますね。
こういった地理的特徴や人口分布が、実は闇金問題とも無関係ではないんです。例えば、人口が集中している都市部では匿名性が高くなり、闇金が活動しやすい環境になってしまう。一方で、山間部では金融機関へのアクセスが難しくなり、そこに闇金が付け込むといった具合です。
次回は、こういった地理的特徴や人口分布を踏まえて、徳島県の経済状況について詳しく見ていきましょう。徳島県の産業構造や雇用状況が、闇金問題とどう絡んでいるのか。意外な発見があるかもしれませんよ。
徳島県の経済状況
さて、前回は徳島県の地理と人口動態について詳しくお話ししましたね。今回は、その特徴的な地形や人口分布が、どのように徳島県の経済に影響しているのか、掘り下げていきましょう。

主要産業と特産品
まず、徳島県の産業構造について見ていきましょう。皆さん、徳島県と聞いて何を思い浮かべますか? 私なんかは、すぐに「すだち」や「鳴門わかめ」が頭に浮かびます。実は、こういった農林水産業が徳島県の重要な産業なんです。
徳島県は、全国的に見ると「0.5%経済」と言われているんです。これは何かというと、県内総生産の全国に占める割合が約0.5%だということなんです。でも、農業に関しては面白いことに、販売農家数や農業就業人口、農業産出額の全国に占める割合が1%を超えているんです(出典元:徳島経済研究所『産業構造』)[1]。これ、すごいことなんですよ。人口比で見ると、徳島県の農業はかなり元気だということがわかります。
特に、野菜類の46.6%が京阪神市場に出荷されているんです(出典元:徳島経済研究所『産業構造』)[2]。これ、徳島県が京阪神地域の重要な食料供給地になっているってことなんです。すごいでしょ?
ちなみに、徳島県の主要な産業は以下のようになっています(出典元:徳島県公式ウェブサイト『徳島県の産業』)[3]:
- 農業
- 畜産
- 林業
- 漁業
- 商業
- 工業・LED
- 観光
- 伝統産業

この中で特に注目したいのが、LEDなんです。実は徳島県は、LEDの生産で日本有数の地域なんですよ。これ、知らない人も多いんじゃないでしょうか?
経済指標と雇用状況
次に、徳島県の経済指標と雇用状況について見ていきましょう。
令和3年度の徳島県の県内総生産(名目)は3兆3,402億円で、前年度比4.8%増となっています(出典元:徳島県公式ウェブサイト『令和3年度徳島県県民経済計算結果について』)[4]。これ、パッと見ただけだと「へぇ、増えてるんだ」って思うかもしれません。でも、実はこの数字、コロナ禍からの回復を示しているんです。

雇用状況はというと、令和5年12月の有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍でした(出典元:徳島労働局『最近の雇用失業情勢(令和5年12月分)』)[5]。これ、全国平均とほぼ同じくらいなんです。でも、前月より0.02ポイント下回っているんですよ。
ここで面白いのが、徳島県の産業構造の特徴です。2015年の就業者数で見ると、徳島県の第1次産業の就業者比率は8.2%で、全国平均の3.8%を4.4ポイントも上回っているんです(出典元:徳島経済研究所『産業構造』)[6]。これ、さっき話した農業が強いってことの裏付けですね。

でも、ここで一つ気になる点があります。徳島県の人口減少です。前回お話ししたように、徳島県の人口はどんどん減っています。これ、労働力人口の減少にもつながるんです。実際、徳島県では人手不足が深刻な問題になっています。
こういった状況を受けて、徳島県では外国人労働者の受け入れも進んでいます。令和5年10月末時点で、徳島県内の外国人労働者数は6,005人で、前年同期比10.5%増加しています(出典元:徳島労働局『徳島県における外国人雇用状況の届出状況(令和5年10月末時点)』)[7]。
ここで、ちょっと個人的な話をしてもいいですか? 私の知り合いに、ベトナム人の技能実習生がいるんです。彼女は徳島県の縫製工場で働いているんですが、最初は言葉の壁に苦労していたみたいです。でも今では、職場の人たちと仲良く、楽しく働いているみたいですよ。こういった外国人労働者の方々が、徳島県の産業を支えているんだなって、実感しました。
さて、こういった徳島県の経済状況が、実は闇金問題とも無関係ではないんです。例えば、農業が盛んな地域では、天候不順による収入の不安定さから借金に頼ってしまうケースがあります。また、人口減少による地方銀行の撤退で、正規の金融サービスへのアクセスが難しくなる地域もあるんです。
次回は、こういった経済状況を踏まえて、徳島県における闇金問題の実態について詳しく見ていきましょう。意外な事実が見えてくるかもしれませんよ。

徳島県における闇金問題の実態
さて、ここまで徳島県の地理や経済状況について詳しく見てきましたね。今回は、これらの特徴が闇金問題とどう関わっているのか、徳島県の闇金事情について掘り下げていきましょう。

闇金被害の統計データ
まず、徳島県の闇金被害の実態を示す統計データを見てみましょう。ただし、闇金被害は潜在化しやすく、正確な統計を取ることが難しいのが現状です。そのため、関連する犯罪統計から推測するしかありません。
令和5年中の徳島県内における刑法犯の認知件数は2,673件、検挙件数は1,150件、検挙人員は690人でした(出典元:徳島県警察『令和5年中の罪種別認知件数・検挙件数・検挙人員』)[1]。この中には、闇金に関連する詐欺や恐喝なども含まれているでしょう。
ちなみに、徳島県の犯罪発生率は全国的に見ても低い方なんです。でも、これは闇金被害が少ないということではありません。むしろ、被害が表面化しにくい状況にあるのかもしれません。
被害者の傾向分析
次に、闇金被害に遭いやすい人の傾向について考えてみましょう。
- 農業従事者:前回お話ししたように、徳島県は農業が盛んです。でも、農業収入って天候に左右されやすいんですよね。不作の年に資金繰りに困って、闇金の餌食になってしまうケースがあるんです。
- 若年層:徳島県の若者の県外流出が進んでいますが、残った若者の中には、就職難や低賃金に悩む人も少なくありません。そういった人たちが闇金に手を出してしまうことがあります。
- 高齢者:徳島県は高齢化が進んでいます。年金だけでは生活が苦しい高齢者が、闇金に頼ってしまうケースもあるんです。
- 中小企業経営者:徳島県は中小企業が多いんです。経営難に陥った際に、銀行融資が受けられず、闇金に手を出してしまう経営者もいます。

こういった傾向は、徳島県の地理的・経済的特徴と密接に関係しているんですよ。
ここで、ちょっと個人的な経験を。私の知り合いに、徳島で小さな会社を経営している人がいるんです。彼は一時期、資金繰りに困って闇金から借りてしまったんです。「銀行は貸してくれないし、どうしようもなかった」って言ってました。でも、結局それが借金地獄の始まりになってしまって...。幸い、今は何とか立ち直りましたが、闇金の怖さを身近に感じた出来事でした。
さて、徳島県の闇金問題で特筆すべきは、2015年10月に起きた大規模な摘発事件です。徳島県警が、ヤミ金融グループの名簿を押収したんです。なんと、その名簿には約8万3000人分の情報が載っていたそうです。これ、徳島県の人口の約10分の1に当たるんですよ。衝撃的な数字ですよね。
この事件、徳島県の闇金問題の深刻さを物語っています。でも同時に、警察の取り締まりが機能していることの証でもあります。
闇金被害者の多くは、警察や行政に相談できずにいます。その理由の一つが、「自分にも責任がある」という罪悪感です。でも、そんなことはありません。闇金は違法な存在なんです。被害に遭った人は被害者なんです。
徳島県消費者情報センターでは、多重債務相談や悪質な取り立て、ヤミ金融に関する相談を受け付けています(出典元:徳島県消費者情報センター『相談機関』)[3]。一人で抱え込まず、まずは相談してみることが大切です。
次回は、こういった闇金被害の背景にある徳島県の経済的課題について、さらに詳しく見ていきましょう。徳島県の特殊な事情が見えてくるかもしれません。
闇金被害の背景
さて、前回は徳島県における闇金問題の実態について詳しく見てきましたね。今回は、そういった問題が起こる背景について、徳島県の経済的課題を中心に掘り下げていきましょう。

徳島県の経済的課題
徳島県が抱える経済的課題は、実はかなり複雑なんです。一言で言えば「人口減少と高齢化による経済の縮小」なんですが、それだけじゃないんですよ。
まず、人口減少の問題。徳島県の人口減少率は全国的に見ても高いんです。特に若年層の県外流出が著しい。これって「ストロー現象」って呼ばれているんですよ。大都市が地方の人材を吸い上げる、まるでストローで吸うみたいな感じでね。
この人口減少が、労働力人口の減少につながっているんです。徳島県の経済同友会も「労働力人口が減少し、経済成長・経済活力が減退します」って警鐘を鳴らしているんですよ(出典元:一般社団法人徳島経済同友会『事業方針』)[2]。
次に、高齢化の問題。徳島県は高齢単身世帯が多いんです。これって、消費の減少にもつながるんですよね。年金暮らしの高齢者が増えれば、当然、地域の消費も冷え込みます(出典元:サステナNet『徳島県』)[3]。
そして、産業構造の問題。前にも話したように、徳島県は農業が盛んなんです。でも、農業って天候に左右されやすいですよね。不作の年には収入が激減することもある。そういった不安定さが、闇金に手を出すきっかけになることもあるんです。

金融機関へのアクセス状況
でも、みんな正規の金融機関から借りればいいじゃない?って思うかもしれません。ところが、そう簡単じゃないんです。
徳島県は中山間地域が多いんですよ。そういった地域では、金融機関の支店が減少しているんです。これって、金融サービスへのアクセスが悪くなるってことなんです。
それに、中小企業が多い徳島県。中小企業って、大企業に比べて融資を受けにくいんですよね。特に、最近のコロナ禍で経営が苦しくなった企業なんかは、なおさらです。
ちょっと個人的な話をさせてください。私の知り合いに、徳島で小さな食堂を営んでいる人がいるんです。コロナ禍で客足が遠のいて、本当に苦しかったって言ってました。銀行に融資を申し込んだけど、なかなか通らなくて...。そんな時に、闇金からの誘いがあったんだそうです。幸い、彼は踏みとどまったんですが、本当にギリギリのところだったって。
こういった状況が、徳島県で闇金が跋扈する土壌になっているんです。
でも、徳島県も手をこまねいているわけじゃありません。例えば、「次期e-とくしま推進プラン」では、ICTを活用した金融サービスの充実を目指しているんです(出典元:徳島県『次期e-とくしま推進プラン』)[4]。これが実現すれば、中山間地域でも金融サービスを受けやすくなるかもしれません。
また、貧困対策も進めています。子どもの教育や高校進学に係る経費の支給、児童扶養手当の支給なんかがその例です(出典元:Gooddo『徳島県で行われている貧困対策や取り組みは?』)[5]。こういった取り組みが、闇金被害の予防にもつながっていくんじゃないでしょうか。
次回は、こういった経済的背景を踏まえて、徳島県における闇金対策の現状について詳しく見ていきましょう。行政や警察がどんな取り組みをしているのか、意外な発見があるかもしれません。
徳島県における闇金対策の現状
さて、ここまで徳島県の闇金問題の実態や背景について詳しく見てきましたね。今回は、徳島県がこの問題に対してどのような対策を講じているのか、具体的に見ていきましょう。

行政の取り組み
まず、徳島県の行政がどのような取り組みを行っているのか、見ていきましょう。
徳島県では、闇金問題を含む消費者問題に対応するため、徳島県消費者情報センターを設置しています。ここでは、多重債務相談や悪質な取り立て、ヤミ金融に関する相談を受け付けているんです(出典元:徳島県消費者情報センター『相談機関』)[1]。
でもね、こういった相談窓口って、実際に利用するのはちょっと勇気がいるんですよ。「誰かに知られたらどうしよう」って思っちゃうんです。だから、徳島県では匿名での相談も受け付けているんです。これ、すごく重要なポイントだと思いません?
それから、徳島県では「行財政改革」の一環として、オンライン行政サービスの推進にも力を入れています(出典元:徳島県『行財政改革』)[2]。これって、闇金対策とどう関係があるのかって? 実はね、オンラインサービスが充実すれば、中山間地域に住んでいる人でも、わざわざ遠くまで出向かなくても行政サービスを受けられるようになるんです。これ、闇金被害の予防にもつながるんですよ。

警察の取り組み
次に、警察の取り組みについて見ていきましょう。
徳島県警察では、24時間体制で相談を受け付ける「警察相談電話」を設置しています(出典元:徳島県消費者情報センター『相談機関』)[1]。ここでは、闇金被害の相談も受け付けているんです。
でもね、警察に相談するのって、ちょっと敷居が高いって感じる人も多いんじゃないでしょうか。実は私の知り合いにも、闇金被害に遭ったけど「自分にも責任がある」って思って、警察に相談するのをためらっていた人がいたんです。でも、そんなことないんですよ。闇金は違法なんだから、被害者は被害者なんです。
それに、警察への相談は闇金業者の摘発にもつながるんです。実際、徳島県警は過去に大規模な闇金組織の摘発に成功しています。覚えてます? 前にも話した、8万3000人分の顧客名簿が見つかった事件です。

法律専門家の支援
最後に、弁護士や司法書士といった法律専門家の支援について触れておきましょう。
ただ、ここで注意してほしいのは、すべての弁護士が闇金問題に詳しいわけではないってこと。だから、相談する際は、闇金問題の解決実績がある弁護士を選ぶことが大切なんです。
ちなみに、最近はオンラインで弁護士に相談できるサービスも増えてきています。これ、すごく便利なんですよ。特に徳島県みたいに中山間地域が多い場所では、こういったサービスは重要になってくると思います。
さて、ここまで徳島県の闇金対策について見てきましたが、どうでしょう? 行政も警察も、そして法律専門家も、それぞれの立場で闇金問題に取り組んでいることが分かりましたね。
でも、まだまだ課題はあります。例えば、相談窓口の存在を知らない人も多いんじゃないでしょうか。また、相談したくてもどこに相談していいか分からない人もいるかもしれません。
次回は、こういった現状の対策を踏まえて、徳島県でより効果的な闇金対策を進めていくためには何が必要なのか、考えていきましょう。みなさんも、一緒に考えてみてください。
より効果的な闇金対策の提案
さて、これまで徳島県の闇金問題の実態や現状の対策について詳しく見てきましたね。今回は、これらを踏まえて、どうすればより効果的な闇金対策ができるのか、一緒に考えていきましょう。

情報提供の強化
まず最初に取り組むべきは、情報提供の強化です。これまでの章で見てきたように、徳島県には闇金問題に対する相談窓口がいくつかありますよね。でも、こういった窓口の存在を知らない人も多いんじゃないでしょうか。
例えば、徳島県消費者情報センターでは、多重債務相談や悪質な取り立て、ヤミ金融に関する相談を受け付けています(出典元:徳島県消費者情報センター『相談機関』)[1]。でも、こういった情報がちゃんと県民に届いているかって言うと、ちょっと疑問なんですよね。
そこで提案したいのが、SNSを活用した情報発信です。最近はお年寄りでもLINEを使う時代です。LINEやTwitter、Instagramなんかを使って、相談窓口の情報を発信するのはどうでしょう? 特に若い人たちへの周知には効果的だと思うんです。
それから、「くらしのサポーター」という制度を活用するのもいいかもしれません。これは、地域で消費者問題に関する啓発や情報提供を行うボランティアの方々のことです(出典元:徳島県『くらしのサポーター向け活動情報のご案内』)[2]。こういった方々を通じて、闇金問題の相談窓口の情報を地域に広めていくっていうのはどうでしょう?

法律専門家との連携強化
次に提案したいのが、法律専門家との連携強化です。
そこで、県や市町村の相談窓口と、こういった専門家をもっと密接に連携させるのはどうでしょう? 例えば、相談窓口で対応しきれない複雑なケースを、すぐに専門家に繋げられるようなシステムを作るんです。
ちなみに、最近はオンラインで弁護士に相談できるサービスも増えてきています。これ、すごく便利なんですよ。特に徳島県みたいに中山間地域が多い場所では、こういったサービスは重要になってくると思います。
教育・啓発活動の充実
最後に、教育・啓発活動の充実を提案したいと思います。
闇金問題って、どうしても後手に回りがちなんですよね。被害に遭ってから相談する、みたいな。でも、本当は被害に遭う前に防ぐのが一番いいんです。
そこで、学校教育の中に金融リテラシーの授業を取り入れるのはどうでしょう? お金の借り方や返し方、金利の仕組みなんかを、中学生や高校生のうちから学んでもらうんです。
それから、最近増えている新しいタイプの闇金についても、もっと啓発が必要だと思います。例えば、「給与ファクタリング」という、闇金が形を変えて勧誘する手口があるんです。こういった新手の手口について、広く周知することが大切です。
ここでちょっと個人的な話をさせてください。私の知り合いに、若いころに闇金から借金をして苦労した人がいるんです。その人が言うには、「もし若いころにお金の怖さを知っていたら、絶対に手を出さなかった」って。これ、すごく重要なポイントだと思うんです。
さて、ここまで見てきて、どう思いました? 闇金問題、一筋縄ではいかないけど、みんなで力を合わせれば、きっと解決できると思うんです。
次回は、こういった提案を実際に実行に移すためには、どんな課題があるのか、そしてそれをどう乗り越えていけばいいのか、考えていきましょう。みなさんも、ぜひ一緒に考えてみてください。
提案の実現に向けた課題と解決策
さて、前回は徳島県でより効果的な闇金対策を進めるための提案をいくつか挙げましたね。今回は、それらの提案を実際に実現していく上での課題と、その解決策について考えていきましょう。
情報提供強化の課題と解決策
まず、情報提供の強化についてです。SNSを活用した情報発信や、くらしのサポーターを通じた地域への情報提供を提案しましたが、ここにはいくつかの課題があります。
第一の課題は、高齢者へのアプローチです。徳島県は高齢化率が全国平均を上回っているんです。2020年の時点で、徳島県の65歳以上人口の割合は33.6%でした(出典元:徳島県『徳島県消費者基本計画』)[1]。高齢者の中にはSNSを使わない方も多いでしょう。
この課題への解決策として、地域の回覧板や自治会の集まりを活用するのはどうでしょうか。高齢者が多く集まる場所での情報提供も効果的かもしれません。例えば、スーパーのレジ周りにチラシを置くとか。
第二の課題は、「くらしのサポーター」の人数不足です。これは私の推測ですが、ボランティアベースの活動なので、十分な人数を確保するのは難しいんじゃないでしょうか。
この解決策として、「くらしのサポーター」の活動をもっと広く周知し、参加者を募るのはどうでしょう。例えば、大学生や社会人にボランティア活動の一環として参加してもらうとか。これって、若い世代の金融リテラシー向上にもつながりますよね。

法律専門家との連携強化の課題と解決策
次に、法律専門家との連携強化についてです。
ここでの主な課題は、専門家の数の不足です。徳島県内には闇金問題に詳しい弁護士が16名いることが分かっていますが、これで十分かというと、ちょっと心もとないですよね。
この解決策として、まずは県外の専門家とのオンライン相談システムの構築を提案します。徳島県は中山間地域が多いので、オンライン相談は特に有効だと思います。
それから、法科大学院生や若手弁護士向けに、闇金問題に特化したセミナーや研修を実施するのはどうでしょうか。専門家の育成にもつながりますし。
教育・啓発活動充実の課題と解決策
最後に、教育・啓発活動の充実についてです。
ここでの主な課題は、学校のカリキュラムに新しい内容を追加することの難しさです。既に詰まったカリキュラムに、金融リテラシー教育を追加するのは簡単じゃありません。
この解決策として、既存の授業の中に金融リテラシー教育を組み込むのはどうでしょうか。例えば、数学の授業で金利計算を扱うとか、社会科の授業で消費者問題を取り上げるとか。
それから、学校外での啓発活動も重要です。例えば、成人式で金融トラブルに関する啓発パンフレットを配布するとか。新社会人向けのセミナーを開催するのもいいかもしれません。
ちなみに、最近のニュースで気になったのが、「不用品買取を装った闇金」の摘発事件です(出典元:日本経済新聞『不用品買い取り装いヤミ金か、「買取キング」運営者ら逮捕』)[3]。こういった新しい手口について、迅速に情報を提供していくことも大切ですね。
さて、ここまで見てきて、どう思います? 確かに課題はたくさんありますが、解決不可能なものはないと思うんです。大切なのは、一つ一つ着実に取り組んでいくこと。そして、その過程で常に新しい課題や解決策を見出していくことだと思います。
次回は、これらの提案と解決策を踏まえて、徳島県の闇金問題の将来展望について考えていきましょう。徳島県が闇金のない、安心して暮らせる街になるために、私たちに何ができるのか。一緒に考えてみましょう。

徳島県の闇金問題の将来展望
ふう、ここまで来ましたね。徳島の闇金問題、色々見てきましたけど、正直言って簡単には解決しそうにないですよね。でも、諦めちゃいけません。これからどうなっていくのか、ちょっと考えてみましょう。

地域の底力、見直してみない?
まず、徳島の強みって何だと思います?そう、人と人のつながりですよ。都会じゃ見られなくなったような、ご近所付き合いがまだ残ってるんです。
例えば、徳島県警察では「地域住民の意見、要望を業務運営に反映させる」取り組みをやってるんですって(出典元:徳島県警察『令和5年版』)[1]。これ、闇金対策にも使えるんじゃないですか?ご近所さんで「あそこの家、最近様子おかしいよ」なんて情報共有できたら、早めに手が打てるかもしれません。
それに、「地域おこし協力隊」ってご存知ですか?これ、地域の活性化のために外から人材を呼び込む制度なんですけど、これが面白いんですよ。この活動を通じて「地域住民の主体性が芽生える」んだそうです(出典元:森林文化協会『「地域おこし協力隊」の成果と課題、今後の方向性』)[2]。これ、闇金対策にも応用できそうじゃないですか?
新しいテクノロジー、使わない手はない
さて、次は新しいテクノロジーの話。最近、不用品買取を装った闇金が捕まったって聞きました?(出典元:日本経済新聞『不用品買い取り装いヤミ金か、「買取キング」運営者ら逮捕』)[3]。こういう新手の手口、どうやって見つけるんでしょうね。
そこで思うんですけど、AIを使って怪しい投稿を見つけ出すシステムとか作れないんですかね。SNSやネットの書き込みをチェックして、「これ、闇金かも?」って教えてくれるやつです。
あとは、ブロックチェーンってやつ。これ、お金の動きを透明にできるんですって。これが普及すれば、闇金なんてすぐバレちゃうんじゃないですか?
教育こそ王道、でも新しいやり方で
さて、最後は教育の話。学校での金融教育は大事ですけど、それだけじゃダメなんです。
徳島県には「消費生活コーディネーター」っていう制度があるんですよ(出典元:徳島県『徳島県消費者基本計画』)[4]。これ、消費者問題の専門家を育てる制度なんです。これをもっと発展させて、金融トラブル防止のプロを育てるのはどうでしょう?
私の知り合いに、昔闇金から借りちゃった人がいるんです。その人が言うには、「若い頃にお金の怖さを知ってたら、絶対に手を出さなかった」って。これ、すごく大事なポイントだと思うんですよ。

法律も変えていこう
最後に、法律の話。今のままじゃ、闇金被害者が自己破産しても、闇金からの借金は免除されないんですって。これじゃあ、被害者救済にならないですよね。
将来的には、闇金被害者を救済する特別な法律が必要になるかもしれません。例えば、闇金からの借金は全部無効!みたいな。
さて、ここまで色々言ってきましたけど、どうですか?確かに闇金問題、一筋縄じゃいきませんよ。でも、地域の力とか新しい技術とか、教育とか、色んなものを組み合わせれば、なんとかなるんじゃないでしょうか。
徳島が闇金のない、安心して暮らせる街になるために、私たち一人一人にできることってあるはずです。正しい知識を身につけること、困ってる人がいたら助けること、そして地域の問題に関心を持ち続けること。これくらいなら、みんなできるんじゃないですか?
次回は、この連載の締めくくりとして、今すぐできる闇金対策について、具体的なアイデアを出してみたいと思います。みなさんも、自分にできることを考えてみてくださいね。
具体的なアクションプラン
さて、皆さん。ここまで徳島県の闇金問題について、様々な角度から見てきましたね。「で、私たちに何ができるの?」と思っている方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、私たち一人一人ができる具体的なアクションプランについて考えてみましょう。

地域の絆を活かした見守り活動
まずは、地域の絆を活かした見守り活動から始めてみてはいかがでしょうか。徳島県は、都会と比べるとまだまだ人と人のつながりが強い地域です。これは闇金対策にとって大きな強みになると思います。
例えば、地域おこし協力隊の活動を参考にしてみるのはどうでしょう。地域おこし協力隊の活動では、地域住民からのサポートが38.5%と最も多いそうです(出典元:nhk『【クロ現】地域おこし協力隊 移住先のトラブル 解決策は?』)[1]。これは、地域の力を結集すれば大きな効果が得られる可能性を示していますね。
具体的には、次のようなことができるのではないでしょうか。
- 近所の方の様子がおかしいと感じたら、さりげなく声をかける
- 町内会や自治会で、闇金の危険性について話し合う機会を設ける
- 怪しい勧誘や広告を見つけたら、すぐに警察や行政に通報する
金融リテラシー向上のための自主学習会
次に、金融リテラシー向上のための自主学習会を提案します。「知らなかった」が最大の敵です。特に若い世代に向けて、お金の正しい知識を広めていく必要があります。
徳島県には「消費生活コーディネーター」という制度があります(出典元:徳島県『徳島県消費者基本計画』)[2]。この専門家を講師として招き、地域の公民館やコミュニティセンターで勉強会を開催するのはいかがでしょうか。
具体的なアクションとしては:
- 月1回程度の定期的な勉強会を開催する
- SNSを活用して若い参加者を募る
- 参加者同士で体験談を共有する時間を設ける

オンラインでの情報発信と相談窓口の設置
最後に、オンラインでの情報発信と相談窓口の設置を提案します。最近は「090金融」という新手の闇金も出てきているようです。こういった新しい手口の情報をいち早く共有することが大切です。
徳島県の住民の方々は、「地域社会問題に対する主体性や共同性」を持っているとされています。この主体性を活かして、オンラインでの情報発信や相談活動を行うのはどうでしょうか。
具体的なアクションプランとしては:
- LINEやTwitterなどのSNSを使った情報発信グループを作る
- オンライン相談窓口を設置し、匿名で相談できる環境を整える
- 定期的にオンライン座談会を開催し、体験談や対策を共有する

さて、ここまで様々な提案をしてきましたが、いかがでしょうか。「そんなこと、本当にできるの?」と思われた方もいるかもしれません。でも、大丈夫です。一人でやろうとする必要はありません。みんなで少しずつ、できることから始めていけばいいのです。
私自身、若い頃に借金で苦しんだ経験があります。だからこそ、誰かを助けられるなら、そうしたいと思うのです。皆さんも、自分にできることから始めてみませんか?
そうそう、最後にひとつ。徳島県の某市長選挙後のアンケートで、ある50代の方が「争点となった見直しの方向性が全く見えない」と書いていました(出典元:徳島県『居住地 年代 御意見 1 徳島市 50代 選挙終了後』)[5]。これは闇金問題対策にも言えることだと思います。方向性を示すのは、私たち一人一人なのです。
では、この連載はここまでとさせていただきます。長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。これからも徳島県の闇金問題、一緒に考えていきましょうね。皆さんの力を合わせれば、きっと何かが変わるはずです。そう信じています。

徳島県における闇金の実態
ヤミ金8.3万人名簿所有 徳島県警逮捕
徳島県警押収 個人情報勧誘に悪用
千葉市のヤミ金融グループの男6人が貸金業法違反(無登録営業)と出資法違反(超高金利受領)の疑いで徳島県警に逮捕された事件で、グループが所有していた複数の名簿に約8万3千人分の個人情報が記載されていたことが30日、県警への取材でわかった。県警はグループが名簿を介して全国の顧客を勧誘していたとみて取引の実態を調べるとともに、名簿の入手先の解明も進める。
引用:徳島新聞