闇金への返済ジャンプの意味とは?

金有業界で使われるジャンプ(Junp)とは、返済予定日を跳び越す繰越すという意味で使われます。
しかし、闇金のジャンプとは利息だけを支払うことを言い、合法な企業とは言葉の意味が違う。ジャンプはお金を払う行為を意味します。
ここでは、闇金のジャンプとジャンプ金の相場や消費者金融がいうジャンプとの違いを解説します。
闇金のジャンプとは利息だけ支払うこと
闇金のジャンプとは、返済できない時に利息だけ支払うことを言います。

闇金にお金を渡すことになりますが、ジャンプ金を払っても借金返済にはなんら影響がない。つまり、借金が完済できない理由になるんです。
お金が用意できないからと返済をジャンプすると、余分なお金を払うことになると頭に入れておいてください。
ジャンプの平均相場はいくら?

闇金のジャンプは利息の支払いを指します。しかもジャンプ金を払った期間にも利息が発生するため、最終的に高額な利息を払うことに。
金利上限は出資法で上限年20%と決まっています。しかし、闇金の金利は上限を守っていないため、トイチは年365%、トサンは年1,095%の金利が発生しています。
10日で1割のトイチで闇金に5万円借りていた場合、1回のジャンプは5,000円。
10日で3割のトサンで5万円借りていた場合、1回のジャンプは15,000円です。
利用条件によってジャンプの金額は変わりますが、闇金の利息はトイチやトサンが多いので、ジャンプの相場は5,000円〜15,000円程度と予測できます。

ちなみに、闇金など違法業者からの借金は法律上無効とされ、元金すら返済の必要がないことはご存じですか?
ヤミ金融業者が借主(被害者)に著しく高利(年利数百%~数千%)で貸し付けた場合、ヤミ金融業者は元本の返還を請求することができない。
⇒ 借主(被害者)は元本についてもヤミ金融業者に返還する義務がない。
引用元:最高裁判所平成20年6月10日判決の概要(金融庁)
「返済できない=ジャンプ金を渡す」それ以前に、違法業者への返済そのものが無駄とされています。
極論にはなりますが、返済日の度にお金を用意したり、給料日前でお金が足りず激しい取り立てに怯える日々も意味がありません。闇金は法律上返済義務がないので、早いうちに返済を辞め、解決されてください。
弁護士や司法書士に闇金解決を依頼すると、1社あたり5万円〜6.6万円前後で解決してもらえます。また、費用は分割・後払いOKな事務所もあるので、安心してご相談いただけます。
初めての問い合わせを面倒に感じるかもしれませんが、闇金の取り立て対応や返済に比べれば安くて早いものですよ。
闇金に強い弁護士・司法書士を比較する
消費者金融や街金のジャンプとは意味が違う

アコムやアイフル、プロミスやレイクなどの消費者金融や地域密着型の街金のジャンプは、返済日を変更することを指します。
闇金のジャンプのように利息だけを支払うことではないので、意味が全然違うんですよね。

また、信用していた業者に返済できずジャンプ金を請求された場合は、知らないうちに違法業者を利用しているのかもしれません。
電話番号や業者の代表名で、貸金業登録を受けた合法業者を検索できる金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」で登録の有無をご確認いただけます。
ここで検索しても出てこない業者は無登録で金貸しを行なっている可能性があるため、今すぐ利用を止めるのが良いでしょう。
また、検索した業者が出てきても商号・所在地・電話番号が一致しなければ、怪しい業者に借りてしまっている可能性があります。内容が違う場合は金融庁に直接連絡し、ご自身が借りた業者が合法か確認すると安全です。
ネットさえつながればスマホひとつで検索できるので、まずはご確認ください。もし違法業者とわかったら弁護士または司法書士に闇金解決を依頼すれば絶縁できますよ。
闇金のジャンプ金は払う度に損する

合法業者と違い、闇金のジャンプ金はただのペナルティ。罰金です。
そのため、借金が減るわけでもなく、ジャンプすればするほど損することに。お金が必要だからと闇金を利用したはずなのにおかしな話ですよね。
では、実際に闇金の返済をジャンプするといくら損をするのか、他にも生活にどんなデメリットがあるかをご紹介します。
闇金のジャンプは金銭的な損だけでなく、生活そのものにも悪影響を与えるんです。
【お金的損】闇金の返済を1回ジャンプした場合

闇金のジャンプは利息だけを支払うことです。ジャンプを払っても元金は減りませんし、借金の合計金額が増えるだけなんですね。
しかも。闇金のジャンプも法律上払う必要はありません。もちろん、闇金に手数料を請求された場合も同じです。
これではジャンプを払ってもなんの得にもなりませんし、金銭的にも精神的にも負担が増えるだけでしょう。

しかも、業者によってはジャンプの手数料を取る業者もいるようです。
本来闇金のジャンプや手数料は払う必要がありませんが、自分で交渉すると被害が大きくなる可能性もあるため、早いうちに被害内容をまとめ、専門家に相談されるのが解決への近道です。
【将来的な損】借金総額がジャンプする度に増える

ジャンプしても元金は減らないため、結果として借金総額が膨れ上がっていきます。
どうですか?今の返済も難しいのに、この先増えていく借金、返せそうですか?きっと厳しいはずです。
また、闇金業者はあなたの完済を望んでいないことも。ジャンプ金や利息は違法業者の運営資金になり、あなたを取り立てている業者の給料になっているんです。
そのため、せっかく見つけた顧客はいつまでも大事に守っていきたいってことなんです。
闇金の返済をジャンプしても借金が減ることはありません。すでにジャンプ金を払ってしまった方もこれ以上ジャンプしないようぜひ解決されてください。
また、すでに闇金に支払った金額も返還請求できる場合があります。
本件ヤミ金融業者が借主(被害者)に対して行った一連の行為(著しく高利での貸付けや、弁済の名目で金銭を受領した行為)は不法行為となる。借主(被害者)はヤミ金融業者に元利金の弁済として支払った金額全額を損害として、損害賠償請求をすることができる。
引用元:最高裁判所平成20年6月10日判決の概要(金融庁)
闇金に支払い済みの金額を返還請求するには業者の特定や、請求手続きの費用がかかりますが、弁護士や司法書士への相談の時に支払い済みの金額もわかっていると相談がスムーズに進むでしょう。
返済をジャンプすると闇金との付き合いが長くなる

闇金の返済をジャンプすると、元金返済から遠のくため自ずと関係が続きます。長く関わった闇金とのつながりはどんな影響を与えるのか。一言で表せば「沼」です。それも底なしの。
返済が終わらないなら取り立てが来ますよね。で、お金が用意できないからジャンプ金を支払う。これの繰り返しです。
ご想像ください。こんな生活に終わりってきますか?多分きません。いつまでも闇金とダラダラ、時に酷い罵声を浴びせられ続ける。そんな感じの毎日が待っているはずです。
恩を売ってジャンプ金を搾取する

利用者からすると、本来5万円用意しないといけないところが1万円で済めばラッキーと感じます。ですが、これは目先のお金で将来的には損をすることに。
ここまでお話ししてきた通りジャンプ=返済ではありませんからね。
しかも、闇金の借金は元金もジャンプも返済義務がない。それなのに返済をジャンプできてよかった、と思わせる手口で接触してくるのですから、利用者の精神状況もおかしくなることがあるのかもしれません。

今日この場で払う金額が少なく済んだことで闇金に優しさを感じることもあるかもしれません。闇金の狙いはコレです。
ジャンプがクセになる可能性も

返済のジャンプは一度に払う金額を少なくできるため、クセになることがあります。ですが、目先の負担を減らすことだけを考えていると、合計額を把握できなくなり、結果いくら払ったかわからなくなってしまいます。
そのため、すでにジャンプしたことがある方も、2回目以降のジャンプを求められた時点で、自己判断せず第三者に相談するのがおすすめです。
現時点の支払い額や払った回数を書き出すだけでも、後で解決する時に役立ちますよ。
闇金の返済ジャンプ経験者の口コミ

返済のジャンプは損をするだけ、そう言われてもあまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。そこで、SNSで見つけた闇金のジャンプ経験者の口コミをご紹介します。
目先のお金だけを追うと、どれだけの損をするかこれであなたもイメージできるかもしれません。
元金9,000円:ジャンプは数万円

元金9,000円でジャンプに何万円も支払った経験者も。これでは借金の意味ってなに?となりますね。
闇金から借りる時はお金欲しさに利用しているはずです。なのにジャンプでこれだけのお金を支払っていては借金の意味どころか生活すら苦しめることに。
借りてしまったらすぐに解決、借りる前に他の手段を考える。他の手段としては、日払いバイトや会社の前借りなどがおすすめです。
この2つでなんとかジャンプ金を支払う人が減ってほしいと願っています。
返済できず闇金の返済をジャンプせざるを得なくなったら?

借りたはいいけど返せない。そんな状況になってもジャンプ金を支払う必要はありません。
しかし、何をするか保証されていない闇金を刺激するような攻撃はおすすめできません。そんな人たち相手に無視や逃げ切ることは辞めた方がいいですね。
では、どのように対応してジャンプ金の支払いをやめるか。あなたの状況に合わせ、納得できる専門家にご相談ください。
ジャンプする前に弁護士や司法書士に相談する

もう返済できない
取り立ても怖くて我慢できない
ジャンプ以外に道はない
このような状況に陥っている方は、ジャンプ金を闇金に渡す前に弁護士・司法書士にご相談ください。
借金が1社あたり140万円以上の場合は弁護士、1社あたり140万円以下の場合は司法書士にご相談ください。
弁護士や司法書士と言うと怖い印象を持たれることもありますが、実はそんなこともありません。お昼休みには普通にランチに行きますし、中にはダイエットだとか言って自分でサラダを用意している人だっています。意外と普通の人も多いんです。
また、弁護士や司法書士は人の悩みを聞いて解決に導くことが仕事です。毎日いろいろな相談を聞いているので、闇金相談にも慣れています。
知識も経験もプロなので、特別恐れる必要はないんです。
ちょっと抵抗がある方におすすめなのは、初回無料相談OKの事務所。これなら手元にお金がなくても相談できますし、どうすればいいか専門家の話を聞くことができます。
正式に依頼した後は解決費用が発生しますが、費用は1者あたり5〜6.6万円程度です。支払いは分割・後払いに対応している事務所も多いので、無料相談の時に支払いについても確認しておくと安心ですね。
ジャンプ金を支払うと後戻りできなくなることがあります。なので、ぜひ払う前にご相談ください!
初回相談無料の事務所を探すならこちら
法テラスに相談する

法テラスは弁護士や司法書士を紹介してくれる、公的相談窓口です。通常初回相談から1〜2週間で弁護士や司法書士を紹介されます。
利用条件をクリアしていれば法テラスを使って闇金問題を解決できますが、弁護士や司法書士の費用は法テラスが立替てくれます。費用は月々5,000円程度になるので、利用する場合は解決費についても確認しておきましょう。
法テラスへの相談は無料ですが、紹介までに時間がかかることがあります。そのため、早く解決したい場合は弁護士・司法書士事務所に直接問い合わせた方が早い場合も。
まずは誰かに話を聞いてほしいくらいの時はいいですが、「今すぐ解決したい」そんな方には向いていない可能性があります。
また、法テラスに紹介された弁護士や司法書士を変更する場合は別途手続きが必要になります。すぐに変更できるものではないので、ご注意ください。
また、法テラスに紹介された弁護士や司法書士が闇金門外に着手するまでは取り立てが来ることもあります。「法テラスに相談する=すぐに取り立てが止まる」というわけではないので、案内に従ってご相談ください。
「#188(いやや)」にダイヤルする

「#188」は消費者ホットラインです。お住まい近くの相談窓口を紹介してくれます。
#188は平日の10:00〜16:00に相談を受けつけています。
ただし、相談窓口を紹介してくれる場所なので、直接解決にはつながりません。早急にジャンプ金に対応しないといけない時は直接弁護士・司法書士に問い合わせるといいですよ。
警察の相談窓口「#9110」にダイヤルする

最寄りの警察署に行ったり110番するのも良いですが、緊急性はないが警察に相談したい場合は「#9110(原則平日日中)」にダイヤルするのもおすすめです。「#9110」は、警察につながる相談窓口で、闇金に悩んでいる方の解決方法を教えてくれます。
しかし、警察に相談したからと言って全ての闇金問題が解決できるとは限りません。警察には殺人事件や強盗、事故など日々さまざまな相談が寄せられます。
いくら人員がいるからと言っても、それでも足りないくらいなんです。
万が一すぐに被害届を受理されないなどがあれば、何度か警察署に出向き、正式な手続きを踏んでください。
今すぐ解決したい、今日中にジャンプ金を払わないと危ない、そんな時は弁護士・司法書士に直接ご相談ください!
まとめ|闇金のジャンプは金をむしり取られる

闇金の返済をジャンプは利息だけを払うことで、元金は減らずさらに借金が増えることがわかりましたね。
一見闇金業者が寄り添って優しくしてくれたように感じられる返済ジャンプですが、支払えば闇金の売り上げに貢献していることになります。
さらに、ジャンプ金を払ったからと言って利息の換算がストップされることはなく、二重に利息が発生することになるので、いつまで経っても元金が減ることはない。
だから闇金は返済が遅れた時にジャンプを勧めてくるんです。闇金はいつまでもあなたからお金を搾取し続けたいと思っていますからね。
今すぐジャンプ金を払わないとなにをされるかわからない、そんな状況に陥ったらぜひ弁護士・司法書士にご相談ください。
初回相談無料の事務所は全国にたくさんありますし、意外と怖くない専門家もたくさんいますよ!
闇金の手口・種類の関連記事はこちらで確認できます。
📖 この記事の関連用語:ジャンプ(闇金・借金トラブル用語集で意味を確認)