多重債務で借金返済に困った時に検討される債務整理。国が唯一認めた借金救済手続きです。そんな債務整理は、闇金に返済できない時も利用したい!と考えられることも。
しかし、債務整理は闇金適用外。どれほど返済不可能でも闇金には利用できないのです。では、闇金には返済を続けるしかないのか?そんなことはありません。闇金の返済・取り立ては誰でも止めることができます。
今回はそんな闇金と債務整理の関係や、返済できない闇金の返済を止める方法をご紹介します!闇金にお困りの方は、ぜひ最後までお付き合いください。
多重債務で借金返済に困った時に検討される債務整理。国が唯一認めた借金救済手続きです。そんな債務整理は、闇金に返済できない時も利用したい!と考えられることも。
しかし、債務整理は闇金適用外。どれほど返済不可能でも闇金には利用できないのです。では、闇金には返済を続けるしかないのか?そんなことはありません。闇金の返済・取り立ては誰でも止めることができます。
今回はそんな闇金と債務整理の関係や、返済できない闇金の返済を止める方法をご紹介します!闇金にお困りの方は、ぜひ最後までお付き合いください。
闇金に債務整理が適用できないのは、なにも意地悪で対象外にしているわけではありません。そもそも闇金の借金って返済が必要ないのです。
借りたのになぜ?と思われる方もいらっしゃると思うので、闇金が返済不要な理由や、闇金が債務整理NGな理由をご紹介します!
ヤミ金融の貸付契約は公序良俗(民法第90条)に違反し貸付契約は無効です。
引用元:金融庁
借金は貸金業者と利用者が契約を結ぶことで貸し借りが成り立っています。しかし、闇金は違法業者なので、契約無効。法律上、貸し借りの手続きがされていないのと同じことになります。
契約が認められていないため本来返済する必要もありませんし、闇金から借金していること自体なかったことになるのです。
契約無効だからと言って取り立てを無視するのは危険。相手は違法と知りながら金貸しを行なう違法業者ですからね。そのため、返済せずに闇金解決したい方は弁護士・司法書士への相談がおススメです。
本当は怖くない!闇金相談OKな弁護士と相談するメリットについてはこちら
大手消費者金融のアコムやアイフル、レイク、プロミスなどは正規の登録をして貸金業を営んでいます。しかし、闇金は登録手続きなど踏んでいない。つまり、貸金業者として認められていません。
「貸金業法」
①無登録営業の罪
貸金業法の登録を受けないで貸金業を営んだ場合は、10年以下の懲役もしくは3000万円以下の罰金または併科です(47条)。引用元:東京司法書士会
無登録で金貸しを行なった場合、上記の罰則になります。
ちなみに、無登録営業の罰則は、アワビやナマコと同じです。ただ単に登録されていないだけでなく、実は重罪なんです。
しかも、闇金は無登録で金貸しを行なうことが重罪とわかっていながら利用者を募り、実際にお金を貸している。簡単に借りられるかもしれませんが、そんな質の悪い集団ということをお忘れなきよう。。。
アコムの審査に落ちても闇金以外もある!違法業者を利用せずお金を生み出す方法
貸金業は借入た金額により金利上限が決まっていますが、闇金はそんなルールは無視。上限を突破して利用者に返済を迫ります。
ちなみに、上限で決まっている金利はこんな感じ。
初めて闇金を利用する場合に10万円以上借金することはあまりないはずなので、基本的には年20%が上限とお考えください。
法律上の金利上限が年20%なのに対し、闇金は年365%やそれ以上の金利をガンガン請求してきます。年365%は闇金でも多いトイチの金利です。
今トイチで闇金に返済している方は法律で決められた上限の約18倍、金利を請求されているということなんですよね。
闇金の金利|法律を無視して高額請求する違法業者についてはこちら
最高裁判所平成 20 年 6 月 10 日判決の概要
ヤミ金融業者が借主(被害者)に著しく高利(年利数百%~数千%)で貸し付けた場合、ヤミ金融業者は元本の返還を請求することができない。
⇒ 借主(被害者)は元本についてもヤミ金融業者に返還する義務がない。引用元:金融庁
そして金利上限を守っていない闇金は、過去の裁判で「元本も返還する義務がない」と判決が出ています。
これは平成20年の判決ですが、これからさらに闇金に対する法律も厳しくなっていくかもしれませんね。
闇金に債務整理は意味がない。そして、闇金は法律上返済不要。では、取り立てを無視すればいいのかと言うとそんなことはありません。
無視を続けると闇金に逆ギレされ、今度は命が危険にさらされることも。そのため、取り立てを無視するのではなく、専門家に相談するのがおススメです。
今まさに闇金の取り立てにお困りの方は、ぜひ賢くお得に闇金と絶縁してください!
早く取り立てを止めたい方は弁護士や司法書士への相談が解決への最短ルートです。「相談したくてもお金がない」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は無料相談OKの事務所も多数あるんです。
無料相談を利用したからと言って必ず問い合わせた事務所に依頼する必要はありません。なので、解決方針が違ったり違う事務所の雰囲気も見てみたいと思ったら、別の事務所に問い合わせるのもアリ。
相見積もりのようにいくつかの事務所に問い合わせ、自分に合った弁護士や司法書士を探すのも良いですね。
また、弁護士や司法書士に相談する際に1点ご注意いただきたいことがあります。それは、「正直に相談する」こと。
このような気持ちで相談すると、後から別の借金がわかり、解決に時間がかかってしまうことも。せっかく早期解決できるものも、正直に話さなければ解決できません。
勇気が必要かもしれませんが、弁護士や司法書士は相談のプロです。ぜひ安心して全て正直にお話しください。
素直に相談するのが闇金トラブルを解決するのは1番の近道ですよ。
闇金解決の代表的な方法として、法テラスへの相談もアリです。法テラスは相談者と弁護士・司法書士をつなぐ相談窓口です。
法テラスに相談すれば弁護士や司法書士を紹介してもらえるので、自分で相談先を探すのが難しい方におススメ。さらに闇金解決にかかる費用を一部負担し、分割払いにも対応しているため、手元に現金がない方も安心して相談いただけます。
ただし、法テラスへの相談はメリットの反面デメリットも。法テラスから紹介された弁護士・司法書士は相性が悪くても変更できません。
さらに、法テラスはあくまで仲介役なので、弁護士や司法書士に直接闇金トラブルを相談するより解決に時間がかかります。
そのため、早期解決を希望される方は、ご自身で弁護士・司法書士に問い合わせた方がいい場合もあります。
「不安になったら検索!あなたが借りているのは闇金かも?」についてはこちら
闇金の被害内容によっては警察への相談がベストなことも。しかし、全ての闇金トラブルが警察OKとは言えません。
このように怪我や器物破損の被害がある場合は今すぐ警察にご相談ください。闇金被害の中でも事件性が高く、危険と言われる取り立てをされている状態です。
警察に相談する際にご注意いただきたいのが、交番ではなく警察署に行っていただきたいこと。また、被害の証拠(録音や録画)を持って警察署に行くのがおススメです。
残念ながら警察署に行ったからと言ってすぐに対応してもらえるとは限りません。内容によっては捜査が始まるまで時間がかかるので、何度も警察署に行くことも視野に入れてください。
また、警察署で対応してくれた担当者の名刺をもらうのも良策です。対応が遅ければ、二度・三度警察署に行く際、もらった名刺を見せて担当者にアピールできますよ。
近年起きているストーカー事件なども、複数回警察署に行っているパターンがあります。それでも解決しないこともあれば、何度も警察署に行った甲斐があり、犯人が捕まることも。
もし警察署に行っても対応が遅いようなら、ぜひ弁護士・司法書士の無料相談をご利用ください。弁護士や司法書士なら即日取り立てがなくなりますよ。
ここで、闇金を債務整理しようとして弁護士事務所に問い合わせたことがあるというAさんの体験談をご紹介します。
今返済に困っている方は、30代・会社員のAさんの闇金体験談を参考にぜひ悩みを解決していきましょう!
Aさんには元々借金があった。それも、複数社からの借入。
いつまでも終わらない返済に苦しくなり、Aさんは闇金から借り、消費者金融の返済日を迎えたそうだ。しかし、それが地獄の始まりだった―。
Aさんの借金はさらに増え、生活もままならない。そこで自己破産を思いつき、弁護士事務所に問い合わせたのだとか。
そこで闇金に債務整理は適用できないことを知る。Aさんの中で、何かが崩れる音が聞こえたそう。
Aさんが問い合わせた弁護士事務所は、債務整理を取り扱っている事務所だった。そのため、消費者金融の借金は自己破産手続きを行うことに。
手続きには少々時間がかかったが、これで毎月の返済がなくなった。
さらに運が良かったのが、Aさんが電話した弁護士事務所は闇金対応もしていたという点だ。実は、闇金は債務整理が出来ない代わりに返済をゼロにするための和解解決が可能。
というのも、闇金は本来返済の必要がない。借入の契約そのものが無効となるため、債務整理ができないのだ。
その分、違法業者相手に法のプロフェッショナルである弁護士や司法書士が「これ以上の返済はできない」と連絡することで、闇金の取り立てを止めることができる。
つまり、Aさんは運よく一度に全ての借金を解決できたのだ。
闇金問題は弁護士や司法書士に相談するだけで即日取り立てがストップできる。なにもひとりで悩む必要はない。むしろ、ひとり悩んだところでいつまでも解決するはずがないのだ。
今闇金に悩む方にはぜひ覚えておいてほしい。多重債務と闇金に悩む方も、相談ひとつで解決できることを。電話一本で取り立てがなくなり、ウソのように生活は明るい方向に導かれることを。
債務整理せずとも、闇金は返済不要。それであれば取り立てを無視して逃げ切りたいと考える方もいらっしゃることでしょう。
そんな方に知っていただきたいのが、取り立ては人の命すら奪うことがあるという真実です。
経済的内容 | 人数(人) |
事業不振 | 482 |
失業 | 282 |
倒産 | 30 |
就職失敗 | 201 |
生活苦 | 1,578 |
負債(多重債務) | 853 |
負債(連帯保証債務) | 17 |
負債(ギャンブル等) | 398 |
負債(その他) | 699 |
借金の取立て苦 | 84 |
奨学金の返済苦 | 23 |
自殺による保険金支給 | 29 |
その他 | 416 |
引用元:厚生労働省自殺対策推進室 警察庁生活安全局生活安全企画課(令和7年3月28日)
これは経済的理由で自ら命を絶った方の人数と、その理由です。このデータには倒産や失業も含まれていますが、ご注目いただきたいのは「借金の取立て苦」。
取り立てを理由に命を落とした方が84人いらっしゃたのです。令和6年。2024年に。昔の話に感じるかもしれませんが、これは最近のデータなんですよ。
もちろん、取り立て苦の全てが闇金とは限りません。中には合法な消費者金融から借りて、結果命を絶ったからもいらっしゃることでしょう。
しかし、この中には闇金の取り立てが原因で亡くなった方も含まれているはず。違法で人道外れた取り立てに苦しんだ方もいらっしゃると思うんです。
法律上返済の必要がないからと安易に闇金に手を出すのは大変危険です。借り逃げしよう、自分なら大丈夫だ。そんな軽い気持ちで闇金に借金をすると最悪の場合命を落とすことも。
まだ利用していない方は一度改めて。すでに借りている方はとにかく早く解決を。違法業者のために命を絶っても得することはありませんからね。
「自殺の意味がない?闇金のために自死しても保険金は下りない」についてはこちら
闇金の借金は債務整理できない。というか、債務整理をしなくても返済自体不要ということがわかりましたね。
しかし、相手は違法と知りながら金貸しを行なう異常集団。取り立てを無視すればなにが起きるかわかりません。
もし闇金に借りてしまった時は弁護士・司法書士に相談すれば、すぐに取り立てがなくなることがほとんど。なにもひとり悩むことはありませんし、闇金の言いなりになって返済を続ける必要もございません。
無料相談OKな事務所も多数あるので、まずはお電話やLINEで問い合わせてみてくださいね。
また、闇金以外にも借金があり、債務整理を検討されている方は、闇金と同時に解決することもできます。
債務整理と闇金の両方を相談したい方はどちらも取り扱っている事務所にご相談ください。想像されているよりも早く借金問題から解放されるはずですよ。
各ページに様々な有用情報が記載されています、ご活用ください。